車いすで外出をする時に注意すること
車いすを利用し積極的に外出することは、高齢者や介護が必要な方の心身の健康に非常に良い影響を与えるといわれています。
車いすのお出かけを安心して楽しんでもらえるよう、車いすを押して歩く介助者が頭に入れておきたいポイントを紹介します。
車いすに意識を向けましょう
車いすを押す介助者が十字路に差しかかったとき、ついつい普段歩いているような感覚で十字路に進み入ってしまい、目視で左右の安全を確認を行うと、車いすが道路にはみ出してしまうことがあります。このように、何気ない普段の動作が車いすと利用者を危険にさらすことがありますので、常に車いすに意識を置き、一人で歩いているときよりも広い範囲に注意を向けることが求められます。
路上走行の注意点
大きな道路は歩道に石畳やタイルなどがあります。石畳やタイルは振動が伝わってしまい、車いすに乗っている方の負担になってしまいます。なるべくなら段差がないところを進むようにしましょう。また、歩道の小さい段差を乗り越える時は、前輪が上手く乗らないことがあります。急ブレーキ状態になり、車いすに乗っている方が落下してしまう可能性があるため、注意しなくてはいけません。前輪を少し浮かせて段差に乗せて段差を通るようにしましょう。
車いすにとって最適な道を選ぶ
車いすで街を移動する時は急いでいても最短ルートを選ばず、通りやすい道を選ぶことが大切です。通りやすい道の条件は次のことが挙げられます。傾斜が少ない、混雑していない、道が広い、障害物がない、などです。また、きつい傾斜を無理に通ってしまうと転倒してしまう可能性が大きいため、きつい傾斜は避けましょう。
スピードを気にする
車いすは目線が低くなるため、移動中に体感するスピードは立って歩く人の2倍近くになるといわれています。
そのため、歩行者や自転車とすれ違う時の恐怖感は立って歩いている人よりも大きくなります。
車いすを押す介助者は普段の歩行スピードではなく、意識してゆるやかなスピードで移動するよう心掛けましょう。
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